case 01

釣りギアブランド
サイト改善のご提案

提案上流工程の一式2026年7〜8月

「すでにあるサイトを改善したい」という曖昧なご要望を想定して作成したサンプルです。現状の状況と改善ポイントをまとめた上で、サイトの改善案をご提案しています。

実際の聞き取りは行っていません。ブランド名は伏せています(素材は使用の許諾をいただいています)。

担当
現状分析・要件定義・設計・提案
成果物
分析4点/設計3点/提案2点
状況
提案の一式まで(自主制作・受注には至っていません)
01

要件定義

ご要望は「サイトを新しくしたい」。これをそのまま「見た目を新しくする」とは受け取らず、このサイトが何のためにあるかを先に置きました。

いちばん意識したこと

本当の課題は「古く見えること」ではなく、買いたい人が買い逃していること。目的を「予約販売の取りこぼしをゼロにする」に置き、見た目の刷新は手段にしました。

  • サイトの目的 1. 予約販売の取りこぼしをゼロにする 2. ブランドの思想と人物を知ってもらう
  • ペルソナ 既存のファン(30〜50代)=新作・予約情報を確実に受け取りたい/これから始める人(20〜30代)=次に覚える釣り方と道具を知りたい
  • 最終CTA 予約・購入(サブ:釣り方の解説を読む)
  • いま起きていること 予約・新作の情報がブログ・SNS・サイトに分散/トップが商品カテゴリの羅列で思想と人物が伝わらない/釣り方の解説が時系列ブログに埋もれている/画像97枚でスマートフォンの表示が重い
  • 調べたこと 競合4社は「機能・性能」一色で世界観を打ち出す会社が無い/卸取引があるので「オンライン限定」とは書かない/不安がいちばん大きいのは「買うかどうか迷っている段階」/現状の実測:表示まで7.2秒・4,075KB
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設計

特にこだわったところ

予約・入荷情報を1か所に集め、トップの主役を商品一覧から「思想と人物」に変える。競合が機能一色だったので、ここが唯一の差別化軸になります。

決めたこと

  • 予約・入荷情報を1か所に集める導線
  • 開発の背景と人物を伝えるページ
  • 釣り方の解説を、資産として残る形へ組み直す
  • スマートフォンで軽く表示される作り

見送ったこと(理由つき)

  • 「オンライン限定」を打ち出す見せ方(卸取引の事実と矛盾する)
  • 全ページを一度に作り直すこと(段階を切る)
  • 競合と同じ機能・性能一色の見せ方
  • サイトマップ比較 いまの構成と作り直したあとの構成を並置。どのページがどこへ移り、なくすページはどれかを1枚で
  • ワイヤーフレーム トップページ。不安がいちばん大きい段階に情報を厚く置く
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提案

いちばん意識したこと

1案だけ出さず、選んで判断できる形にする。1案だと「やるか、やらないか」の判断になってしまうためです。

  • 提案パッケージ 予算に合わせて3段階(整える案/主要ページ案/全体案)+それぞれの期間
  • 優先度 やることすべてに「今すぐ/次の段階/将来」のラベル。予算が足りなくても順番どおり着手できる
  • 目標の表 「どこまで良くなったら成功か」を7行の数値目標に。いまの値と目標値を並べ、後から測り直せる
  • 見積 規模の違う3案を並べ、段階を切って選べる形に
提案資料の冒頭
提案資料の冒頭。「足りないもの」の指摘ではなく、すでにある資産の整理として読める書き出しに。
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検証

特にこだわったところ

提案した作り方でトップページを試作し、どこまで良くなるかを実際に測る。数字で示せる提案にするためです。

表示にかかる時間
7.2 → 2.9
試作での実測
1回開くと受け取る量
4,075 → 1,546 KB
62%減
読みやすさの点数
88 → 100
満点
表示中のガタつき
0.094 → 0.010
ほぼ無くなった

表示にかかる時間はサーバー環境によって変わるため参考値です。

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AIとの分担

自分が決めたこと

  • サイトの目的の順番(売上を1番に置く判断)
  • 「オンライン限定」と書かない、という事実確認にもとづく判断
  • どの数字を目標に置くか。出てきた原稿を採るか採らないか

AIに任せたこと

  • 競合サイトの読み込みと比較表への整理
  • 資料のHTML実装
  • 数値・表記・リンクの機械チェック